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オーバーホール

オーバーホール-01なぜオーバーホールが必要なのか?

時計に限らず金属の部品同士が噛み合う機械
には必ず潤滑油が必要になります。時計の場合
は大体3〜4年でその油が汚れて機能しなくなっ
たり、また完全に蒸発して切れてしまうために
オーバーホールと呼ばれる分解掃除が必要に
なります。



オーバーホール-02いつオーバーホールすればいいのか?

目安としては車のオイル交換が3000〜5000km毎
に交換するのと同じように時計の場合は3〜4年
毎に行うことをお奨めしております。したがって
新品で購入した場合には3〜4年後で問題ありま
せんが、中古で購入した場合は前回いつオーバ
ーホールを行ったかを知る必要があります。



オーバーホール-14どこに依頼すればいいのか?

CMWや一級時計修理技能士といったような厳しい
試験をパスした時計修理技能士が在籍している
時計修理工房を選択しましょう。また大切な時計を
預けるのですから担当技師と直接会話が出来る
ところの方が安心です。Web上だけで存在しメール
のみの対応というところは避けた方がいいでしょう。



オーバーホール-03どのような手順で行われるのか?

分解→洗浄→注油・組立という順序はどのような
機械でも変わりありません。では実際にその
工程をロンジンの時計を用いて見てみましょう。







オーバーホール-04
クロノグラフというストップ・ウォッチ機能が
付いた機械です。部品点数が多く調整も気を
遣う難易度が非常に高いものです。







オーバーホール-05    
輪列の上にあるクロノグラフ部分を分解します。








オーバーホール-06
時計の心臓部であるテンプを外します。








オーバーホール-07    
第一輪列受けを外して歯車を外していきます。








オーバーホール-08
第二輪列受けを外し歯車を外せば表輪列は終了。








オーバーホール-09          
今度は裏輪列を分解していきます。








オーバーホール-10
巻き芯とオシドリ周りを外せば全て分解終了です。








オーバーホール-11
これらのパーツを洗浄し注油しながら組み立てます。








オーバーホール-12
輪列を組んで動作を確認します。








オーバーホール-13
テストをして問題なければ組立して完成。